これまで、苗字の事典を見てきましたが皆さんの仲間たちの苗字(名字)の由来は意外とみんなと近い環境等によって誕生していたことがわかり、全国で27万余りの苗字(名字)があって、それも・・・と納得でき、親近感がわいてくるものです。
私は、単に四国の「佐田岬」の「さだ」の由来は?程度の興味しかなかったのですが、全国地図の上でも12か所の地名に「佐田」が、ほかに「佐多」という地名も苗字もあり、この縮図に乗らないものも合わせるとかなりの地域ではと・・・そして、また、地名以外に苗字の「事典」を見ていたら、なんと「田」の付く苗字は全国で一番多いのだそうです。「秋田、石田、臼田、上田、尾田,金田、木田、黒田、・・・」などのように。
私は、自分の「佐田=さだ」=さた、も有り」の姓の意味は「田圃を助ける≒農業に携わる者の苗字」と思っていましたが、「田」は、水がなければ、耕せませんので、矢張り最初は水の少ない山や里の畑・畠(はたけ)を耕していた人々が「山・木・竹・川・池・平・土・草・・・」と山野を新規開拓して水路を整えて田んぼを開発し(現在でも、昔の人が作られた田圃=川沿いにある田圃を<旧田=きゅうでん・きゅうた>、山の中腹にある田圃を<新田=しんでん・しんた>=(川)から自分たちの地域まで水を引くために水路を築造し=上流8キロ以上もある地域の裏側の川からトンネル工事をしてまでも土建工事を行って耕して米が作れる田んぼに開発・開墾させた「田圃」。この開発に携わった私たちの祖先が「田んぼを開拓した人々≒田を助けた人(田をた佐=すけ)」=「田」と「畑」「畠」がつく人には、祖先への哀歓≒哀愁 を覚えます。(本当に、ご苦労をなさって、現在の環境をお与え下さったご先祖様に、心からありがとうございましたと感謝します。)
私は、この「先祖を知り歴史を知る日本の苗字読み解き事典」(丹羽基司二 著)によって本当に素晴らしい、私は・貴方は・そして皆は、それぞれの環境の中にいたことは確かにあったのだと実感し、思い出せます。そして今、皆が、昔から繋がってきている自分の姓(苗字)に自信をもって、今の=<わたしが現在ある環境に打ち勝ち>という意気込みがあれば仲間の昔から現在=<新しい世界/環境・生活>などが、皆が必要なお付き合いができることでしょうね。元々は、みんな平等のもとに生まれた「人」=土から作られた、私たちは、天地創造の神はおられることを信じて「今」を生きていこうと思います。
本当に、本当に日本人の「苗字」は27万余りあるそうで、本当に紹介したいと思っています苗字「あ~わ」の珍しい苗字の方につきましては、後日とさせていただきます。
「苗字とは?」が、なるほどなるほどと納得でき、名前(苗字)の由来はご先祖様のご苦労の賜物であることに感謝をこめて。
苗字の起源を知って楽しくなった。おじいちゃんでした。