我が家の庭のレストラン(ムクドリ編) 

我が家の庭には、ときどきムクドリも来ますのでちょっと面白い記憶がよみがえってきましたので触れてみます。

ムクドリは全国的に分布しているようですが、私が子供のころ過ごした九州の田舎では珍しいきれいな小鳥だなあ!と感動したことが思い出されました。

(小鳥といってもヒヨドリよりチョット小さい程度でほぼスズメの倍くらいの大きさ=約24センチくらいです)。

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それは、私が子供の頃はまだ野鳥保護条例がなかったかあるいは徹底されていなかった時代で、夏は川で魚取り、冬は野山で野鳥取りが子供の遊びでした。

今回のムクドリは、冬場、刈入れの終わった田んぼや畑に数羽程飛んで来て遊んでいる(?)のが見られる位でしたが、ある日、田舎では珍しく雪が降って全面的に雪化粧した日は子供にとって珍しくて、表に出て思いっきり遊びたい気持ちを起こされました。

と言っても雪の中では、雪合戦くらいしか思い当りませんでしたが、我が家のモミ干し場が地域の子供たちの広場になっていて、雪合戦をした後に、モミ殻が雪にまみれて浮き出していることがヒントになって、雪合戦の後、普段、山でしか仕掛けていなかった「バッタリ」(小鳥の捕獲装置)を仕掛けてみました。

普段はスズメしか来ないモミ干し場なので仕掛けもスズメ用(山ではミヤマホオジロなどの小鳥用)のものでしたが、そこに何とムクドリがかかっていたのです。

モミ干し場は、精米所と民家に挟まれ、国道沿いで普段はスズメくらいしか遊んでいない場所なのに、あたりが全面雪で白一色に染まった中に、一か所モミ殻のある場所がムクドリの目に止まってスズメに紛れて餌探しに降りてきたものと思います。

普段メジロしか手に乗せたことのなかった私にとってムクドリは手ごわい相手で、仕掛けから取り出すのも手こずり、メジロ用の鳥かごがなんと狭く見えたことでしょう。

ムクドリは、全身が黒っぽい薄茶色で頬と腰のほうが白く嘴と脚がきれいなオレンジ色(橙色)で初めて手にしてみて改めてきれいだなあ!と感激したものでした。

東京のムクドリは昼間私のところに個別に来たりしていますが夕方になるとどこから集まるのか、百羽以上が決まった場所の電線上で寄り集まって「キュルキュル、ギャーギャーなど」けたたましく鳴き騒ぐので大変な騒音そして糞害も伴ってカラス並に嫌われ者の仲間になっていますが、前記のように個別に身近で見ることができれば、きっと「きれい!可愛らし~」さも湧いてくる小鳥(?)ですよ。

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今のところ、我が家のバードテーブルには他の鳥に気兼ねしてか近づいて来ないが、庭に散っている小鳥の穀類のえさや虫をついばみに来ますので、ほかの鳥たちがいない時間帯にはメジロ用に用意しているミカン・バナナも食べているのかなと思います。

2年ほど前までは、私の隣は野菜畑で、農家の方が耕耘機で耕しているその直後について回り、盛んに地中から掘り起こされたばかりの虫や雑草の芽などを啄ばんでいたものでしたが、現在はコンコリートの駐車場となっており、仕方なく我が家の小さな庭に来ることになったのだなあ~と、ムクドリも食住環境の変化に対応することに大変になっていることが実感できます。

*ムクドリの語源は「むくつけき鳥」という説もあり、私が田舎で感じていた「きれいで可愛い!」よりも、都会の人、また、ムクドリの大集団と大変緊密に(不快感で?)接触された大勢の方々の実感が「むくつけき=むかつく」鳥となってしまったのかなと今では共感できる私にとっての愛鳥でした。

*ちなみに、ムクドリは害虫を駆除する「益鳥」に分類されているようですよ。

だからなのでしょうか?私の田舎のほうでは「ムクアリ」と呼んでいます。田畑を耕した後で害虫や雑草の芽を退治してくれて農家にとってありがたい働きをしてくれているので「報い有り=ムクアリ」と呼んでいたのでしょうか?

参考:「バッタリ」=仕掛けた網が「ばったり」倒れて鳥などを捕獲する仕掛けのこと

九州の田舎で使用していた手作りの小鳥の捕獲用の装置で樫の細い枝や竹を割り1メートルくらいの長さに切って、それを弓のように曲げて両端を撚った縄で結び、真ん中に針金を蒲鉾の断面の形を縦長にしたようにまげて網をゆるく張って弓の竿の真ん中にひもを結びその先にお箸位の木の枝を結び、これができたら適当な場所の地面に固く固定して縄の真ん中の網の下に平均台のような形を木の枝やお箸のような真っ直ぐな棒で作り、平均台の真ん中に前記のひもの箸の先端を平均台のような横棒の真ん中に引っ掛けておいて、網の下のほうにモミ殻やえさを撒いておき、野鳥がえさを食べに来て、平均台の横棒に触れると引っ張っていた糸の先の棒が外れて、網が「バッタリ!」と倒れて、鳥を覆い鳥は逃げられなくなる。という単純な装置です。

これは、鶏と遊ぶ時に、網の代わりにザルをひもで結んだつっかえ棒で立てて置き、鶏がザルの下に来た時にひもを引っ張ると「バッタリ」と倒れて捕獲できることの応用なのかな?

田舎育ちで小鳥好きの「思い出をありがとう!」と感謝しているおじいちゃんです。

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コメント

  1. light2 より:

    いつも楽しく読ませてもらっています。
    ムクドリと言えば、タマゴの色に感激した覚えがあります。
    秋になれば群れを成して、なかなか風情のある鳥ですね。