ヘルパンギーナって知ってますか?子どもがかかりやすい病気です。

ヘルパンギーナ、なんだか可愛らしい名前ですよね。
ところが夏に流行する咽頭炎で、
子どもがかかりやすい病気なんです。

今回は子どもがかかりやすい病気、
ヘルパンギーナについて紹介します。

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ヘルパンギーナとは


6~8月に流行するウイルス性の感染症です。
コクサッキーウイルスが原因です。
乳幼児や子供などがかかりやすいですが、
大人でも感染します。

夏に流行する急性の咽頭炎で、
2016年の夏にも流行しました。
ウイルスの種類がいくつかあるので、
一度感染してもまたかかる可能性があります。

症状

急性の咽頭炎と言うように、
急に39℃位の高熱が出ます。
喉やのどちんこに炎症が起こって
強い痛みがあります。
口内炎や水疱ができる場合もあります。

2.3日で熱は治まりますが、
喉の痛みや口内炎で食事ができないこともあります。

子どもだけでなく、大人も感染します。
大人の場合は、子どもより重症化する場合があります。
看病で移ることもあるので、気をつけましょう。

ヘルパンギーナを予防する薬はありません。
高熱が出たら熱を下げる薬、
喉が痛くて食事ができない場合は、
水分補給の点滴など、対処療法しかありません。

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3~4日で治るケースが多いですが、
症状がひどいばあは、入院が必要なこともあります。

感染しないために

ヘルパンギーナはウイルスのため、
飛沫感染や接触感染で移ります。

飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳などで
移ります。
接触感染とは、感染者が触ったおもちゃや
タオルなどを触って移ります。

解熱後1日経って、症状が落ちついていれば
登校登園することができます。
しかし飛沫感染で1週間前後、
接触感染で数週間は人にうつす可能性があります。

飛沫感染や接触感染を防ぐためには、
帰宅後まず手洗いうがいをします。
小さな乳児は手をなめることが多いので、
こまめに拭いたり洗ったりしてあげましょう。

幼稚園では感染者が出たらお手紙で知らせてくれることもあります。
感染者が出たら、十分に注意しましょう。

手足口病との違い

手足口病も高熱が出て、水疱ができますね。
しかし手足口病は口だけでなく、手や足にも
水疱ができます。
また必ず高熱が出るとも限りません。

ヘルパンギーナの場合は、
高熱が出て喉に水疱ができます。
いずれにしても自己判断は危険ですので
子どもの様子がいつもと違う!
と感じたら、まずかかりつけの小児科で診てもらいましょう。

ウイルスや菌には手洗いうがいが有効です。
小さなうちから習慣づけることで
病気を予防することができます。
大人がかかると重症化する怖い病気ですので、
家族みんなで予防していきたいですね。

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